生後1か月の成長過程!
目次
- 生後1か月の成長発達【体重・身長について】
- 生後1か月の授乳量・授乳間隔について
- 生後1か月の睡眠について
- 生後1か月の聴力・視力について
- 生後1か月の排泄
- 生後1か月からのスキンシップ・遊び
- 生後1か月での病気
- 生後1か月心配しすぎも要注意!
こんにちはぺろ美です。
初めての育児って不安なことだらけですよね。
ぺろ美は看護師ですが、小児科の経験はなく看護学生の時に学んだことを必死に思い出しながら育児をしています。
でも、やっぱり自分の子を育てていくには不安はずっとついて回っています。
初めての子供できちんと成長しているのか不安な毎日を送っているママさんのために、月齢別に成長過程や授乳などについて解説していきたいと思います。
あくまでも参考に・・・です。
成長過程はその子その子で違うので、必ずこの過程をたどるとは限らないことだけは覚えておいてくださいね☆
生後1か月の成長発達【体重・身長について】
厚生労働省による身体発育値
生後1か月の身長
- 男の子:50.9~59.6cm
- 女の子:50.0~58.4cm
生後1か月の体重
- 男の子:3.53~5.96kg
- 女の子:3.39~5.54kg
身長体重は、出生時の値によってそれぞれです。
値から外れていても1か月検診などで特に何も言われなければ必要以上に心配する必要はありません。
生後1か月の授乳量・授乳間隔について
完全母乳(完母)
母乳に関しては、赤ちゃんが欲しがるだけあげて大丈夫です。授乳間隔としては母乳の場合消化が良いので1~2時間おきということも珍しくありません。したがって、1日8~10回が目安ですが、それ以上の回数になることもあるでしょう。
頻回授乳でママは大変ですが、母乳の場合は赤ちゃんが欲しがるだけあげて大丈夫なので、気にせずにあげていきましょう。
完全ミルク(完ミ)
ミルクの場合は、母乳よりも消化に時間がかかるため、完全ミルクの場合の授乳間隔は3~4時間が目安になります。したがって1日の授乳回数は6~7回でしょう。
ミルクの量はミルク缶の記載を目安に行うのが一番ですが、1~2か月のころは【ほほえみ】だと1回120~160ml、【すこやかM1】だと140mlが目安になります。ただ、ひとりひとり差はあるので、厳密にする必要はないでしょう。
混合
混合栄養の場合は、まず先に母乳を飲ませてからミルクを飲ませることで、スムーズに授乳をすることができるでしょう。そして、授乳間隔やミルクの量は母乳をどれくらい飲んでいるかによります。
母乳をよく飲んでいれば、ミルクの量も必然的に少なくなります。そして、授乳間隔も母乳は消化が良いので短くなるでしょう。
反対にミルクよりの混合栄養であれば、授乳間隔は長くなり完ミと同じくらいの3~4時間あくこともあるでしょう。
ミルクの量は、赤ちゃんの様子を見ながら調整していくのがおすすめです。
普通に母乳を与えてからのミルクであれば、40~60mlが目安となります。足りそうになければ20~40mlずつ足していくようにするといいでしょう。
生後1か月の睡眠について
生後1か月頃の赤ちゃんでは、15時間~20時間くらい寝ています。2~3時間で授乳で目が覚めておむつ変えて、授乳したらまた寝てしまうの繰り返しです。
昼・夜の区別はまだなく、生活リズムも定まっていない状態です。
生後1か月の聴力・視力について
聴力
出産後、退院前に聴力のスクリーニングテストをする病院も多いでしょう。そこで問題なければ基本大丈夫です。
聴力のスクリーニングテストを行っていなくても、聴力がきちんとあるかの確認はできます。音が出たときにビックっとするようなモロー反射が出ていれば、大丈夫です。
それでも不安な場合は、1か月検診などで先生や助産師さんに確認してみてもいいかもしれません。
視力
はじめは白黒でぼんやりと影が見えているだけらしいです。
生後1週間ぐらいでは、色の識別はできるようになります。
そして、生後1カ月でも光を感じる程度の視力しかありません。
また、寄り目になることもありますが、これは赤ちゃんの目の筋肉が未発達で目の位置が不安定であったり、仮性内斜視(偽内斜視)といって、目と目の間の皮膚が多くて白目が隠れることにより、斜視に見えているだけということもあります。
これも心配であれば、1か月検診などで確認してみるといいでしょう。
生後1か月の排泄
おしっこ
おしっこの1日の回数は10~20回が目安となります。あまりにもおしっこの回数が少ない場合は母乳が足りていない場合があります。
かかりつけ医などに相談してみるのがいいでしょう。
うんち
うんちの回数は3~10回が目安です。うんちに関しては、個人差が大きく回数が少ない赤ちゃんもいます。
また、通常淡い黄色い色が多いですが、緑色のうんちをすることもあります。
これは、お腹の中で酸化すると緑色になると言われており、お腹の中にうんちをとどめておく時間が長いときに見られやすいです。
生後1か月からのスキンシップ・遊び
まだまだ寝ていることの多い生後1か月ですが、赤ちゃんとのスキンシップや遊びは心と身体を豊かに成長させていくには大切です。
ただ、まだ首もすわっておらずなかなかどうしたら良いのかわかりませんよね。
そんなときは、おむつを変えるときにお腹をツンツンしたり、「あ~う~」というクーイングに対して同じように「あ~う~」などと返してあげると良いでしょう。
生後1か月での病気
乳児脂漏性湿疹
乳児脂漏性湿疹は、生後1~2か月頃になる病気で、黄色いカサブタが出来たり、赤いブツブツが出来たり、カサカサになったりします。
原因は明らかになっていませんが、皮脂の分泌の亢進や「マラセチア」という皮膚の常在菌によるものなどと言われています。
乳児脂漏性湿疹について詳しくはこちら
38saiikujinikki.hatenablog.com
ぺろ美の息子こうちゃんの経験談はこちら
発熱(37.5℃以上)
赤ちゃんの平熱は36.5~37.5℃と高めです。
したがって、37.5℃までは心配いりません。
37.5℃以上の場合
- 機嫌がいい
- ミルクをいつも通り飲む
- 顔色が良い
- よく寝ている
という場合は様子を見ていいでしょう。
また、赤ちゃんは熱がこもりやすくなります。
一枚脱がせて、30分後再度熱を測ってみましょう。
それだけで、熱が下がっている場合もあります。
ただし、
- ぐったりしている
- ミルクを飲まない
- 機嫌が悪い
など
いつもとなんか様子が違うという場合はすぐに受診するようにしましょう。
生後1か月心配しすぎも要注意!
初めての子供って本当に心配なことだらけですよね。
ぺろ美もミルクの量は足りてるのか?うんちがなかなか出ないと便秘じゃないか・・・と毎日毎日手探り状態でやっています。
ただ、赤ちゃんにも個人差があります。
大人でも・・・
- たくさん食べる人もいれば小食な人もいる
- 排便も毎日出る人もいれば2~3日の人もいる
人それぞれです。
もちろん過信しすぎもいけませんが、心配しすぎもいけません。
力を抜くところは抜きつつ、育児をしていきましょう。