【予防接種】BCG接種で結核から乳幼児が守られる!接種時の体験談も・・・
こんにちはぺろ美です。
今日は息子のこうちゃんのBCGを打ちに小児科に行ってきました。
BCGって何の予防接種だったか覚えていますか?
いわゆるハンコ注射と言われているものですが、そういえば何の予防接種だったっけ?という人も多いかと思います。
BCGについて接種後の注意点も含めて、今日はお伝えしていきたいと思います。
目次
BCGとは
ウシ型結核菌を弱毒化した生ワクチン。
管針という器具を二の腕の外側に2か所押し付けて接種します。
押し付けた跡が残ることからでしょうか・・・ハンコ注射とも言われます。
BCGは調べるといろいろ書いていますが、簡単に言うと【結核】の予防接種です。
今どき【結核】なんてかかることあるの?
と思う方もいるかもしれませんが、これがいるのです!!!
小児科学会からの情報では2000年代以降、毎年20,000人前後が発病しているとのことです。
参考:小児科学会の「知っておきたいワクチン情報」https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_15BCG.pdf
このご時世に?
って感じですよね。
では、なぜBCGで結核の予防接種が必要なのか・・・
それは、結核の種類についてみていくことで理由が分かります。
BCG接種時期
生後1歳になるまでには接種しましょう。
通常は生後5か月から8カ月に達するまでに接種します。
ただし、地域によっては生後3か月ぐらいで接種することもあります。
また、病気などで生後1歳までに接種できないこともあります。その場合は接種を受けられるようになってから2年間は、受けることができます。
ただし、4歳になるまでなので注意しましょう。
結核の種類
結核の種類には「肺結核」と「全身感染症」の2つに分かれます。
どちらも結核菌によるものですが、言葉通り結核になる部位が違います。
結核菌が肺で増殖して炎症を起こして、肺の組織を壊していくのが「肺結核」です。
肺以外のところで結核菌が増殖していくのが、「全身性感染症」になります。
全身性感染症の場合、「粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)」や「結核性髄膜炎(けっかくせいずいまくえん)」を引き起こして、後遺症を残してしまうことや最悪の場合死に至る場合もあります。
特に小さい子供は重症化しやすいと言われており、「粟粒結核」や「結核性髄膜炎」を起こしてしまう可能性が高いです。
そのため、乳幼児の段階でBCGの予防接種を受けておくのです。
※結核性髄膜炎とは、結核菌が脳や髄膜を取り囲んでいる膜に感染して炎症を起こした状態
参考:小児科学会の「知っておきたいワクチン情報」https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/VIS_15BCG.pdf
BCG接種後の経過
BCG接種後は写真のような経過をたどります。
写真が暗い・・・
また後日撮りなおしますが、直後は多少赤くなっている程度です。
こうちゃんがBCG接種した日の夜の状態です。
↓
BCG接種後の注意点
BCG接種後は自然乾燥させる
BCG接種後は接種したところに直射日光を当てずに、自然乾燥させます。
拭いたり、息を吹きかけて乾燥させるのはNGだそうです。
なので、こうちゃんBCG接種後、病院で先生のOKが出るまで、診察室の隣の部屋で乾燥するまで待機でした。
BCG接種後お風呂に入ってもいいの?
お風呂は基本的に1時間後からOKです。
ただし注射をしたところはゴシゴシこすらないようにだけは注意しましょう。
(接種後、先生に確認したら1時間後からOK、ゴシゴシこすらないように・・・と言われました)
BCG接種後、日がたつにつれて腫れてきてるけど大丈夫?
接種後10日ごろに接種したところに赤くポツポツが出てきて、小さい海が出てくることがありますが、4週間頃をピークに徐々にかさぶたが出来てきます。接種後、3か月後には多少の跡は残るものの改善するでしょう。
ただし、跡が残ってないからと言って心配しなくても大丈夫です。
コッホ現象に注意!
赤くはれて膿が出てくると言いましたが、この現象が10日以内に出てきたら「コッホ現象」の疑いがあります。
この「コッホ現象」は、知らないうちに子供が結核に感染していた可能性があるとのことです。
結核にすでに感染している赤ちゃんにBCGを接種すると通常よりも早く、反応が出てくることがあるそうです。
ただ、ほとんど起こらない現象だそうなので、必要以上に心配する必要はありません。
万が一「コッホ現象」が出た場合は早急に接種した病院に問い合わせて受診するようにしましょう。
BCG接種の接種方法!息子こうちゃんの実体験!
BCGの予防接種についてはこんな感じです。
では、ここからは実際にどんな風に接種したかです。
受付に問診票、母子手帳を出す
↓
先生から注意事項を聞く
『BCG接種後の注意点』で書いたようなことを聞きました。
↓
消毒
↓ 自然乾燥
ワクチンを押し付けるところに2か所、ちょんちょんと付ける
↓
器具で2か所押し付ける
↓
押し付けたところにワクチンを広げてならす
↓
別室で15~16分自然乾燥させる
↓
終了
ざっとこんな感じでした。
BCG接種時大泣き!
診察室に入る前は超ご機嫌!
あ~う~、声を出していました。
診察室に入って、先生の前にいって話を聞いているうちに、表情が曇ってきてちょっと不安そう・・・
今日、看護師さんも男性だったから、それもあったかも・・・?
それでも、泣かずに我慢していました。
いざ!ワクチン接種!
腕を押さえてワクチンを腕につけた瞬間大泣きして、あばれ始めてしまいました。
きっと、押さえつけられて冷たいワクチンを付けられたら、不安マックスで我慢できなかったのでしょう・・・。
終わってからもなかなか泣き止まず・・・
ようやく泣き止むかと思ったら、診察室で泣き始めた赤ちゃんの泣き声でまた不安になって泣く・・・(あるあるですね^_^;)
そんな状況が2~3回続いたら、寝てしまいました・・・。
5分くらいして目が覚めて、また不安になって泣き・・・。
まあ、またすぐには寝ましたが・・・。
まとめ
BCGは結核の予防接種です。
結核は、昔よりは少なくなったとはいえ、今も年間20,000人は感染しています。
重症化してしまうと怖いので、5か月頃には接種しておいた方が良いかもしれませんね。
【追記】 万が一のときに・・・
みなさん、保険ってどうしてますか?
子どもが産まれて、家計が苦しくなってる・・・
けど、万が一の時のために保険は必要です。
現にぺろ美は、帝王切開で10年以上前に入った保険ですが保険金がおりてとても助かりました。
それに、子どもが産まれたら子どものための保険にも入った方が良いでしょう。
保険は定期的に見直しが必要とのことです。
子どもが産まれた時期というのは、保険の見直しにはいい時期かもしれません。
きちんと見直して今の自分に合った保険に入りたいものですよね。
そんなときは、みんなの生命保険アドバイザー で自分にあった保険を探してもらうのがおすすめです。
保険の見直しは家計の見直しにもつながるので、家計が厳しくなった方もぜひ みんなの生命保険アドバイザー を使って保険と家計の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
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